こんばんわ、今日マツダの決算が発表されました。
現在私の持ち株含み損の1位をひた走るこの会社ですがようやく上方修正いたしました。とはいえ赤字決算であることには違いありませんが期待が膨らみます。
それでは詳細を見て行ってみましょう。
先日に自動車業界の各社収益性を比べた記事を書いているので興味ある方は一度ご覧になってみてください。
株価および各指標
まずは本日(2/2)時点での株価およびPBRを見てみましょう。
銘柄 | 株価 | 時価総額 | PBR | EPS(予想) | PER(予想) |
---|---|---|---|---|---|
マツダ | 810円 | 5170億円 | 0.48 | -79.39 | - |
マツダの株価は この数年低迷している状態が続いている状態で現在PBRは0.48の低水準です。
12月中旬時点での各社のPBRは以下の通りです。一番投資家に評価されていないマツダでしたが、今回の決算で見返してくれるのでしょうか。
トヨタ | ホンダ | 日産 | スズキ | マツダ | スバル | 三菱自 |
---|---|---|---|---|---|---|
1.06 | 0.65 | 0.6 | 1.67 | 0.4 | 0.98 | 0.53 |
2020年度第三四半期決算概要
ここからは発表された決算発表資料を基に進めていきます。
まずは業績です。
要点は、
- 第三四半期のみの売上高は前年同期とほぼ同じ水準
- 第三四半期のみでは148億円の黒字となり、前年同期と比べ大幅改善
- とはいえ営業利益率はまだまだ2.5%と低水準。更に収益性改善要
なによりも今期黒字化できたことは一安心です。さらに前年同期比で各収益が改善しているのが好感触です。
一方で営業利益率は更に改善が必要です。好調なスズキ・スバルは6%を超えていい時では10%近くあります。更に収益性を改善させていってもらいたいです。
12月中旬に書いた自動車各社の比較記事です。参考にされる方はぜひご覧ください、
次に販売台数です。
ここでの要点は、
- 前期と比べ販売台数は回復傾向であるものの前年同期比-6%
- 特に欧州の販売台数落ち込みが激しい
- 一方で米国は販売台数を伸ばしており、今後期待大
米国シェアを0.3%昨年比で伸ばしております。規模の大きい市場ですので更なるシェア拡大で大きな収益upを期待しちゃいます。
最後に業績修正についてです。以下二つの資料をご覧ください
この要点は
- 営業利益の赤字を0とする上方修正
- 当期純利益予想は-900億円から-500億円に上方修正
- 下期の営業利益率3% (第三四半期は2.5%)となっており、第4四半期は更なる営業利益改善
業績修正の資料の中で上方修正の理由は以下のように述べています。
今回の業績修正は赤字縮小の業績修正ではあるものの、来年の黒字に向けて本当にいいニュースだと感じています。収益性の改善が確実に行われていることが感じられ、仮に下期の430億円黒字を来年も続けられたとした場合、年間860億円の黒字を出すことができます。現在の株価でPERが6程度の水準になります。そうなればさすがに株価上昇が期待できそうです。
まとめ
自動車業界の他社は前回の決算時にかなり上方修正していました。その中でマツダは据えておいてたのを今回修正いたしました。黒字化のめどがたつ業績修正、思っていたより好感触でした。含み損はまだまだ大きいですが、引き続き株主として応援していきたいと思います。
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