こんばんわ、のりたまくんです。
ほぼ一年ぶりのブログ更新となります。
ブロードメディアの決算が1/28(金)に発表されましたので、その決算詳細を見てみましょう。
なお、去年ブロードメディアを取り上げており、当時と変わらずまだ含み損ですが私はナンピンを続けております。笑
ブロードメディアの業態や経営状況をご存じない方はぜひ過去記事を一読ください。
今季業績及び業績予想上方修正
タイトルでも触れていますが今回の決算で上方修正がかかりました。
第二四半期決算でも上方修正しておりますので、2期連続で上方修正ですね。素晴らしいと思います。
ここでの要点は、
- 営業利益,経常利益ともに順調に伸び、進捗率90%程度
- それに合わせて業績予想修正。営業利益,経常利益ともに10%以上上乗せ
- 売上高については据え置き
上方修正については素晴らしいのですが、売上高は想定内の推移ということでしょうか。売上高も上昇傾向になれば、株価への評価も大きく変わりそうと思っているだけに少し残念。
なお、株主還元については前期に大規模な自社株買いを行っており、今期は新たな還元は発表されていません。是非配当金を出してほしいのですが、年度末決算を楽しみにしましょう。
株価および各指標
まずは本日(1/30)時点での株価およびPBR, PERを見てみましょう。
EPS, PERは今回公表された業績修正を取り込んだものとしています。
銘柄 | 株価 | 時価総額 | PBR | EPS(予想) | PER(予想) |
---|---|---|---|---|---|
ブロードメディア | 727円 | 57億円 | 1.76 | 111 | 6.55 |
時価総額はここまで落ち込んでおり、PERは脅威の6.5です。
成長企業であると信じているのですが、市場はそういった評価にはなっていないようです。先述いたしましたが、売上高での伸びが目立ってきたら評価が一転してきそうです。
なおPTSでは株価755円程度と約4%上昇となっています。
決算概要
まずは業績からみてみましょう。決算資料からの抜粋となります。
昨年と比較してすべての指標が順調に伸びております。
次にセグメント毎に見てみましょう。
ここでの要点は、
- 全セグメントにおいて、黒字化を達成
- 教育セグメントが営業利益をけん引している形に
コロナの煽りを大きく受けていたスタジオ・コンテンツセグメントがついに黒字化いたしました。日本語吹き替え事業がこのセグメントに入っており、その業績回復が黒字となったとのことでしたが、映画の需要が今後どうなるか不透明ですので引き続き注視する必要があります。
一方、利益をけん引している教育事業が本当に素晴らしいです。このセグメントの成長を見込んで私もこの会社を応援しています。 教育セグメントの主力事業はE-Sportsコースもあるルネッサンス高校という通信教育なのですが、毎年20%程度の成長率を見せています。また、通信と特徴上生徒数増加に対して掛かる費用が通学に比べると掛からないはずですので、今後生徒数増加により収益性が格段に向上していくことを予想しています。
まとめ
ブロードメディアの決算について取り上げましたがいかがでしたでしょうか。
大変良い決算になっておりますが、株価へのインパクトは限定的となりそうです。
今後は売上高の急拡大か配当金開始が株価の起爆剤となりそうです。
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