こんばんは、のりたまくんです。
昨日はトヨタが電気自動車の次世代基幹技術として注目される全固体電池の搭載車を2020年代前半に販売する方針を発表し、株価が5%上がり大きな話題を呼びました。
ホルダーの私としてはうれしい限りです。
ということもあり、今日は自動車業界の御三家?トヨタ・ホンダ・日産を比べてみたいと思います。
それではいってみよー!
売上高比較
以下が売上高の5年間および今期業績予想の推移です。
ここから分かるのは
- トヨタは他社より約2倍超の売上高で30兆円付近
- トヨタとホンダの売上推移はほぼ同じ動きをしている
- 日産は2019年から売り上げの落ち込みが大きい
- コロナによる2021年3月期の売上減少は15%弱(日産は20%減)
私も理解できていなかったですが、意外とコロナによる売上減少が少ないですね。30%ぐらい減っているものかと思ってました。笑
営業利益・利益率比較
以下が営業利益の5年間および今期業績予想の推移および営業利益率です。
営業利益推移
営業利益率推移
2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | (予想)2021年 | |
---|---|---|---|---|---|---|
トヨタ | 10.0% | 7.2% | 8.2% | 8.2% | 8.2% | 5.0% |
ホンダ | 3.4% | 6.0% | 5.4% | 4.6% | 4.2% | 3.2% |
日産 | 6.5% | 6.3% | 4.8% | 2.7% | - | - |
ここから見えてくるのは
ホンダはもっと善戦しているものかと思いましたが、利益率はかなり苦戦していますね。日産は、ゴーンショックにコロナショックのダブルパンチで相当のダメージです。
純利益推移
以下が純利益の5年間および今期業績予想の推移です。
ここから分かることは
- ここもトヨタが圧倒している
- 日産は2016/17年まではホンダと同等以上だったがそれ以降は大きく差を付けられている
- 日産も5000億円越えの巨額損失ではあるものの、好調時は6000億円の純利益を計上しているので業績回復すれば立ち直りは早そう
まとめ
思っていた以上にトヨタ1強でした。一番驚いたのは営業利益率ですね。
一方2番手の地位を確立しているのはホンダですね。ただ利益率が減少しているのは不安なところです。
日産は最近散々なニュースばかり聞きますが、私が思っていたほどはやばくないかも。好調時ほどの業績が叩き出せれば回復も早い。
以上になります。明日はもう少しニッチに、マツダ・ダイハツ・スズキの比較でもやってみましょうかね。
今日もありがとうございます。