こんにちは、のりたまくんです。
昨日は自動車産業の三大企業を比較いたしましたが、4番手群として、スズキ・マツダ・スバル・三菱自動車の比較を行います。
私はマツダと三菱商事の株を持っておりますので、マツダ・三菱自には是非がんばってもらいたいところですが、どうでしょうか。
それではいってみようー!
なお、昨日の記事をまだ読まれていない方は是非見てみてください。
売上高比較
以下が売上高の5年間および今期業績予想の推移です。
ここから分かることは、
- 売上topは2016年まではマツダ, 2017年はスバル、それ以降はスズキ
- 2021年はスズキとスバルが均衡。スバルが奪還する可能性もありそう
- 三菱重工の2021年の売上高減少が他社と比べても大きい(20%以上)
三菱自動車の今期業績目標が低すぎる気がしますね、期末に上方修正こないかなって期待しちゃいます。7社で業績目標に対する進捗率を比べてみようかな。
営業利益・利益率比較
以下が営業利益の5年間および今期業績予想の推移および営業利益率です。
営業利益推移
営業利益率推移
2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | (予想)2021年 | |
---|---|---|---|---|---|---|
スズキ | 6.1% | 8.4% | 10.0% | 8.4% | 6.2% | 5.3% |
マツダ | 6.7% | 3.9% | 4.2% | 2.3% | 1.3% | - |
スバル | 17.5% | 12.4% | 11.7% | 6.2% | 6.3% | 3.7% |
三菱自 | 6.1% | 0.3% | 4.5% | 4.4% | 0.6% | - |
ここから見えるものは
- スバルの2016年から2018年の利益率は大変高い
- スズキやスバルは、トヨタや本田以上の利益率で10%超えあり。
- 昨今業績不振と言われるマツダと三菱自は2016年を除いて営業利益率5%以下と収益性が低い
- 収益性が高いスズキ・マツダは2021年営業黒字確保、他2社は営業赤字転落
純利益比較
以下が純利益の5年間および今期業績予想の推移です。
要点は、
まとめ
今日は第4位群を纏めてみましたが、拮抗しておりなかなか面白いですね。
とはいえ、株価が示すようにスズキとスバルは非常に高い収益性を確保しています。
マツダ、三菱自は売上拡大以上に利益率向上が急務でしょう。
明日は、私が自動車業界をもっと知りたくなったので、業績目標に対する進捗率や自己資本率やPBR, EPSなど7社いっぺんに比較しようと思います。
お楽しみに!