こんばんわ、のりたまくんです。
ブロードメディアの決算が4/27(水)に発表されました。株価は低調に推移してきましたが、好決算となり株価は反応しましたね、それでは詳細を見ていきましょう。
なお、ブロードメディアの業態や経営状況をご存じない方はぜひ過去記事を一読ください。
2021年度業績
まずは今期の業績Summaryです
ここでの要点は、
- 2020年度と比較し、売上高・利益ともに素晴らしい伸び率
- 2022年1月に上方修正した業績予想と比較してもそれを更に上回る好決算
前回の記事でも触れていた通り、控えめであった業績予想ではありましたので上回ってくるだろうと想像しておりましたが、売上・営業利益が大きく上回ったのがうれしいですね! 昨年からの伸び率も大きな数字となっており、今後の期待が膨らみます。
各セグメントの利益
各セグメントにおける利益についてみていきましょう。
ここでの要点は、
- 売上高は放送が苦戦しつつも全体的に増加傾向
- スタジオ・コンテンツは苦戦しながらも、全セグメントにおいて営業黒字達成
- 教育セグメントが圧倒的結果。昨年度からの伸び率は20%を超え、全セグメントに対して売上高23%程度だが、営業利益は50%ほどと全社利益をけん引
やはり、教育セグメントの伸びは素晴らしいですね。ブロードメディアは教育セグメント一本のほうが株価あがりそうな気がします(笑)
来期業績予想
来期の業績予想も発表されましたので見てみましょう。
ここでの要点は、
- 売上高・営業利益ともに10%を超える成長
- 営業利益については、教育セグメントで20%の成長を期待する上では若干物足りない?
私は教育セグメントが今年も20%近い成長を遂げるとみています。その場合教育セグメントだけで営業利益は150百万円増加する計算となりますので、今回発表の業績予想は、まだ控えめな数字だと見ました。
株主配当および各指標
タイトルでも触れていますが、9期ぶりに復配が発表されました。株主にとったらこんなうれしいことはありません、長期で持つ勇気をもらえます。
2021年度は自社株買いもあったうえでの配当となりますので、還元性向は42.9%となりました。他企業は一般的に30%前後なので、誠意のある還元策だったと感じてました。
2022年度の配当性向は21%と発表されましたが、この傾向が続くならばこれに加えて自社株買いの発表がありそうです。
また、2022年5月2日時点での株価および指標です。
銘柄 | 株価 | 時価総額 | PBR | EPS(予想) | PER(予想) |
---|---|---|---|---|---|
ブロードメディア | 992円 | 78億円 | 2.11 | 142 | 6.96 |
決算発表後一時STOP高を経て株価は992円まで回復いたしました。が、それでもまだPERは脅威の7を切っています。
売上高・営業利益ともに成長している成長企業であるとの前提にたつとまだまだ割安圏内です。ブロードメディアは毎期決算発表で高騰しますがじわじわと下げてくる癖があります。今回復配を発表しましたので株の売り圧力が弱まり、株価維持・向上してくれることを祈ります。
まとめ
ブロードメディアの決算についていかがだったでしょうか。
私は復配は予想しておりましたが、想像以上でとてもよい決算発表だと感じました。
また、来期の業績予想も発表されましたが、まだ控えめな数字のように思えます。引き続き決算を見守りながら株を保有していきたいと思います。
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