こんばんわ、今日はクリスマスイブですね、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は、ブログ書き終わったら0歳の息子の枕元にプレゼントを置きに行きたいと思います。
さて、今日は出前館の決算発表がありましたので速報をお伝えします。前期決算で、デリバリーがブームでさぞかし儲かっているのか?と思っていたところで、大赤字を計上かつ今期予想も赤字でびっくりしたものです。
その今期一回目の決算を見ていってみましょう!
今期業績予想(2020年10月発表)
10月に発表された今期(2021年8月期)の業績予想を振り返ります。以下はその出前館発表資料となります。
要点は、
- 2021年度の売上高の目標は280億円。前期比+172%!!
- 2022年、23年も同程度も急成長を計画
- 2021年度は投資最優先のため引き続き大幅赤字(純損失△130億円)計上予定
ものすごい積極投資です。まずシャア拡大を狙う戦略ですね。
2021年8月期第一四半期決算
以下は今回の決算資料から持ってきております。
要点は、
- 売上高は前期比132%増加と急成長であるものの年間成長(+172%)を下回る結果
- 売上高の進捗率は、15%。今年度後半への更なる伸びが必要
- 損失は進捗率ほぼ25%程度と計画通りか
- 通期予想は変更なし
みなさんどうでしょうか?決算資料を読んでもネガティブな表現はなく、計画通りのユーザー獲得と収益(損失)と書かれているだけです。
私としては今期の売上高はもっと伸びているものかと思っていましたが、イマイチだなっていう感じがしました。
財務状況
財務状況ですが、本当に健全です。借入金もほぼありません。
ただ、現在の純資産250億円ですが、2021年度で更に100億円の赤字計上予定ですので150億円に目減りしてしまいますので、2022年度には収益化が望まれるところです。同様の赤字を計上してしまうと純資産がなくなってしまいますので。
まとめ
出前館の決算を見てみましたが、会社からの発表は計画通りといったところでしたが、すごい伸びではあるものの売上高が???というところでした。
PTSを見てみると若干の下振れを見せているので市場もポジティブにはとらえていないようです。
以上です。
それではメリークリスマス!