こんにちは、本日FRONTEOの決算が発表されましたね。
発表資料に基づいて、速報です。
17時時点でのPTSは数%下落しておりました。。。
FRONTEOってどんな会社?という方には昨日まとめた記事を一読ください
それではいってみよ!
売上高および収益
連結売上高および収益は以下の通りとなりました。
少々の赤字は覚悟しておりましたが、売上高が、、、あまり伸びていない。。。
要点は以下の通りです
- 当期は1.44億円の純損失を計上
- リーガルテック事業がコロナにより受注が伸びず売上減少
- AIソリューション事業は計画通りだそうだが、、、私としては期待はずれ
業績予想
業績予想は以下の通りと発表されました。
要点を纏めますと、
- リーガルテックIA事業がコロナの影響も考慮し期首予想から悪化(1億円の営業赤字)
- AIソリューション事業は大型案件が下期にああり、大幅上方修正
- TOTALすると業績予想は変更なしだが、保守的とのこと。期待高まる。
その他 - 新株式発行および業務提携
本日フォーカスシステムズ及び学研HDに対して第3者割当による新株式発行および業務提携について発表されました。
その額は8億円、Fronteoの時価総額はおよそ300億円なので希薄は2% - 3%といったところですね。またこれらの株は短期的には市場には出回らないので、影響は更に軽微とみられます。
なお、認知症診断のAI等を有するライフサイエンス事業のAI開発費用に使われるようです。
業務提携理由の一部だけ紹介すると、
当社の言語系AIと、フォーカスシステムズの画像系AIが組み合わさることにより、心血管疾患に関する発症予測、治療法の革新、発症後の患者動向の予測に関する統合的なシステム開発につながる可能性があります。
学研HD
当社の言語系AIは、学研ホールディングスのコア事業である教育分野及び医療福祉分野と極めて高いシナジーがあります。学研ホールディングスのAI/デジタルトランスフォーメーション戦略に、当社AI技術を組み合わせ、主に以下のテーマで、業務資本提携を行う予定です。
(1)虐待リスク防止、(2)転倒リスク予測、(3)認知症予測、(4)退職リスク防止、(5)小論文分析、(6)エントリーシート分析、(7)書籍レベル判定、(8)見守り記録分析、(9)研修後の日報分析、(10)その他両社間で取り決める事項
FRONTEOのHP上に記載ある企業理念に以下のように書かれていました。この教育・人事をやっていくパートナーとして学研HDを選んだのでしょう。
私たちが培った、エキスパートの知識、経験や判断を活用した最先端技術を駆使し、記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないための最適なソリューションを提供することにより、法律、医療、金融、知財、教育、人事等の分野において、必要かつ適切な情報に出会えるfairな世界の実現によってもたらされる価値です。
まとめ
期待してた飛躍はまだ先のようですね。
10月からIRを連発してたのでそれらはすべて下期の決算に反映されます。
下期に大幅上方修正を期待しましょう。
これからも一株主として、応援していきたいですね。