こんにちは、のりたまくんです。今日は、ツイッターで先日話題になり私も虜になってしまった企業、FRONTEOの紹介をいたします。明日、16日に決算発表を控えており、今からめっちゃ楽しみにしています。決して株購入を勧めることはありませんが、決算の前にどういう会社か、纏めておきます。決算後は決算分析を行いますので、お楽しみに!
なお、本記事はFRONTEOのホームページ上から抜粋する形となります。
それではいってみよー!
企業概要(会社案内より)
設立 2003年
従業員 335名
資本金 約26億円
時価総額 約300億円 (株価807円 2020年11月13日時点)
経営理念
会社案内の中に経営理念は以下のように書かれています。
BRIGHT VALUE
記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さない
私たちは AI を駆使し、
記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないための
最適なソリューションを提供することにより、
社会のさまざまな場面で必要かつ適切な情報に出会える
フェア(fair)な世界を実現します。
コアテクノロジー
FRONTEOは自然言語処理に特化したAIを開発しており現在以下2つのAIを所持しています。それぞれ会社説明に書かれているものの抜粋です。
KIBIT
KIBIT(キビット)は、個々の人間が持つ判断の仕組みや感覚(いわゆる暗黙知)を学習
することで、人間に代わって判断や情報の選び方を再現する人工知能として誕生しま
した。学習・評価を担う独自の人工知能技術「Landscaping」と、データ解析の現場
を通じて収集・体系化されたナレッジ「行動情報科学」で、メールや文書など非定型
のテキストデータを解析します。
CONCEPT ENCODER
FRONTEOが開発した、ライフサイエンス専門の人工知能がConcept Encoder(コン
セプトエンコーダー)です。
自由記述のテキストデータを大量に含むメディカルデータを、エビデンス(根拠)に基づいて有効に解析・活用することを目的に2018 年に開発しました。
事業分野
事業は大きく分けて以下の3つがあります。
- リーガルテックAI事業
訴訟や不正調査の証拠発見にAIを導入し、圧倒的な効率化を実現 - AIソリューション - ビジネスインテリジェンス事業
企業のテキストデータ資産を活用した業務効率化から経営判断までを支援 - AIソリューション - ライフサイエンスAI事業
情報解析ソリューションの創造と提供を通して、医療の向上に貢献
実用例は書ききれませんが、私がこれからものすごく可能性を感じているのは、ライフサイエンスAI事業の、認知症判定です。患者の10分程度の会話などを記録すること認知症の判定をしよう。という試みです。これから治験など行い実用化を目指すようですが、これが実現されれば、初期判断の難しいといわれる認知症の助けになりますよね。
売上分析
まずは売上高の推移と、直近の事業別売上高になります。
要点は、以下の通りです。
・売り上げの8割以上はリーガルテックAI事業が占めていた
・近年売り上げは横ばいであったが今期第一四半期の売上増加が確認された。
・AIソリューション事業が収益化に向け成長を続け、売上増加の兆しが見える
・AIソリューション事業のみでは、2019年比で約40%売り上げ増加を見込む
まとめ
皆様少しでもFRONTEOに興味持っていただけたでしょうか。今の株価が割高か?割安か?などは私には一切分かりませんが、最先端で時流に乗っている企業だと思います。明日決算でどうなるか。AIソリューションの売り上げは順調に伸びているのか?楽しみですね!!