中小企業診断士のりの企業診断日記

中小企業診断士としての観点で投資に役立つ企業診断を行います。

【中小企業診断士2次試験】 <<A評価>>2020年事例4 再現解答&当日の思考

こんにちは、のりたまくんです。
今日はいよいよ私含めて受験生の皆様阿鼻叫喚していた事例4です。
のりたまくんは数学検定1級保持者で数字の扱いは得意と自負しており、事例4を得点源とする予定でした。また、その代わりといっては何ですが筆記への対策はおろそかにしておりました。いやー計算問題は上手くいかなかったし、筆記は予定通り?よくわからんし。果たして何点もらえてるか全く不明ですね。
ではご覧ください。
なお、他事例は以下記事を参考ください。

 

 

目次

 

再現解答

 計算問題は計算式は省かせていただきますね。

第一問

設問1

売上高総利益率     26.39%

有形固定資産回転率   5.30回

負債比率                532.24%

 

設問2

有形固定資産の効率性が悪く、負債依存体質により資本構造安全性が低い。一方売上原価が低く収益率を確保できている。

第二問

設問1  

(答) 78.75百万円
(計算過程)
売上高70百万円での損益を計算し赤字であることを示す。
売上高をx百万円( x>70)とし、損益分岐点を計算し導きました。

設問2 (a)

(答) 92.80百万円
(計算過程)
効果がでる場合、出ない場合で場合分けし、
①各期の営業CFおよび資産処分で得られるCFを計算し、現在価値に戻す。
②広告費用は各期初に支出されるので一年早い現価係数を使用し現在価値に戻す。
③上記を足し合わせ期待値計算
なぜか、四捨五入を間違えているようです。。。無念。

設問2 (b)

(答) 63.44百万円
(計算過程)
各期のCF期待値を計算し現在価値に戻すだけでよかったのに、
そこに減価償却費を更に+ CFとして足してしまいました。
やらかしたー。

 

設問2 (c)

第三問

設問1
50万の差額を純資産から引き、借入金50万を負債にたす。

 

設問2
買収によりさらに負債が増えることで利息の支払いで赤字になりやすくなり、倒産するリスクがある。

第四問

設問1

(a) 4.31%    (b) 2.55%

設問2

4.26%
(計算過程)
売上高 + 92
費用として減価償却費 +80
よって利益 +12
セグメント資産は減価償却された80百万円引いて400 - 80=320
これにより、(146+12)/(3385+32)で計算しましたが、間違っているようです。
なにが間違っているかまだ解説見ていませんが。笑

設問3

(a) 負債に対する利息が考慮されていない。

(b) 営業利益ではなく経常利益を使用する。

 

当日の時間配分&思考

 計画

60分で全問終わらせ、残り20分で問一の安全性分析の記述問題の質向上および計算問題見直しをやる予定でしたが、そうはいきませんでした。

 

~40分  第2問 設問2以外

殆どの受験生が驚愕した第2問の設問2を除き、全部解答を埋めました。
記述問題は相変わらず意味不明だなと思いながら深く悩まず、書きなぐりました。
この時点では計画通り第一問の記述問題はとりあえず適当に埋めておくだけで、最後に見直す予定でしたが、、、時間切れで見直すことなく終わっちゃいました。本当は与件文とのつながりキーワードを入れたかったのですが。。。

~80分 第2問 設問2

どんだけ時間がかかるか分からなかったですが、残り40分あったので解ききることを決意。営業CFが書かれていたので、本当はそれほどの難問ではなかったとは思うのですが、与えられた情報が多すぎることがより体感難易度を上げていましたね。私も間違えてしまいましたし。

回顧

この4日間で事例1から4まで上げさせていただきましたが、得点源であった事例4はイマイチで6割ちょっと行かないぐらいかなって思っています。
一方、不安だった事例1や2がそれなりに書けたので、TOTALで合格ラインを超えているんではないかと甘く考えています。(基本ポジティブシンキングなので)

結果はまだ3週間後ですが、落ち着いて待ちたいと思います。
引き続きブログを続けていきますので応援よろしくお願いいたします。